アリスとテレスの矢

考え事が多いもので。

数IAの予想平均点が38点は酷いよね

自信とはなんだろうか?

 

少なくとも僕は自分にあまり自信がない。難しく言い換えると、自己評価が低い。そこそこの大学は出ているが、同期にもっと頭のいい奴はたくさんいる。それどころか、もっと偏差値の高い大学もある。その辺の人より車は詳しいが、設計できるわけでもないし運転が特別上手いわけではない。人に何かを説明するのは得意だが、さりとてそれで稼いでいる人たちには及ばない。比べても仕方ないのだが、比較ということをしたが最後。全てのことに上位互換は存在する。

 

自信をつけるコツは一つ。ひたすら経験を積むこと。

 

僕のこれまでの人生においてもっとも自信があったのは、大学入試の二次試験だ。センター試験が易化し平均点が上昇した中で、志望大学なら8割超え(つまり720点)は当たり前に必要とされた年だったが、僕はまさかの700点を割った。うそーん!なんて思ったものの、あまり悲観的にはならなかった。むしろなんとかなるとさえ思っていた。

志望大学はセンター試験の点数が半分に圧縮される上にその倍近くの点が二次試験で課されるという配分だった。つまり、二次試験で点を稼げばセンター試験のマイナス分はチャラにできる。二次試験の形式の方が得意だった僕は、この配分を見越してひたすら二次試験対策に全集中していた。鬼滅の刃連載開始4年前の出来事である。志望大学には見事合格したのだが、後から合格番手を確認してみると真ん中くらいの順位だった。要は、センター試験でビハインドがあっても、二次試験で十分覆せるということを証明したのだ。

 

ちなみに滑り止めは受けなかった。本命一本、猪突猛進。鬼滅の刃連載開始4年前の出来事である。滑り止めのための勉強も無駄だと思っていたこともあるし、ダメなら浪人すればいいやと思っていたし。

 

ひたすら目的に向かって計画的に(スケジュールを組んでという意味ではなく、目的を達成するために必要な事柄をこなすという意味で)勉強したということが全てだった。なんとかなると思える背景には必ず努力の道筋がある。

 

自信がないなら、それはメンタルが弱いとか気持ちの問題ではなく、努力が足らないだけかもしれない。

 

自戒。