趣味未満
趣味と言える程のものではないけどそれをやっていると楽しかったり充足感を得られたりするもの。
辞書にこんな言葉は書かれていない。造語だ。そして、発音しづらいので絶対流行(バズ)らない。
…ともかく、こういうものがあるかどうかで日々の生活の満足感の程度が違うと感じる。
例えば、分かりやすいのは食事。毎日の晩酌、3時のおやつの故郷の母クッキー、週に一度のラーメン等々。
他には、筋トレやジム通い。好きなテレビラジオ番組の視聴。犬の散歩やジャンプの立ち読み。
はたまた、夕陽の写真を撮るとか決まった時間にやってくる野良猫の様子を観察するとか、その人が好きなことであれば、もはやなんでもいい。
なんでもいいのだが、「決まった時間・日程などに実行する周期性を持つこと」という特徴を与えておきたい。
繰り返される日々に退屈を感じるなどと宣う人もいるが、それは自由時間に漫然とスマホをポチポチしたりネットサーフィンしてる人だったりするはずだ。
意志を持って継続している事に飽きるのであればそもそもそこに継続しようという意思がないので、継続すること自体に問題があるわけでは無い。
自分で決めた計画に沿って物事を実行し達成するというのは満足感を得られる。所謂成功体験というやつだ。だから、これを繰り返す。
日々の満足感を向上したいならば、いくら小さいことであっても「計画→実行→達成」という流れを当てはめてしまって成功体験化してしまうことが良いのではと思う。
また、あまりハードルの高いことをしようとすると、実行できなかった場合や失敗した時にダメージを受けてしまう。よって、むしろ成功体験化する中身は小さいことの方が都合が良かったりする。
さて、では君は何かやっているか?と問われると雲行きが怪しい。
敢えて言うならば、自炊とか?映画観たり?ふらっとドライブ?決まった日にやっているかというとそうでもない。
然らばまだまだ満足感向上の余地があるというわけだ。