アリスとテレスの矢

考え事が多いもので。

足首が背屈しなくなった話

胃の次は足首である。

 

闘病記みたいでなんだか嫌だが、皆さんにも同じ苦痛を味わって欲しくないがための周知活動でもあるわけで。

 

ともかく、事の発端は胃だったりする。

 

胃の不調を期に自分の生活を見つめ直したところ、以前より体を動かす機会がめっきり減っていることに気づいた。

 

元々運動は好きじゃないので、高校でも大学でも大した運動していなかったのだが、よく考えたらあの頃は毎日自転車通学だった。

 

片道13キロ所要時間45分。これを毎日やっていれば体は動いていると言えよう。もしかしたら小〇寺〇道くんのモデルは僕だったかもしれない。メガネだし。

 

これが丸々無くなったのだから運動不足にもなるというもの。不足どころか無である。

 

そこでまずはストレッチを始めた。

 

まずは体を解さないとなーなんて素人考えでストレッチの本を買い毎日やっていた。

 

ある日の夜、いつも通りストレッチをしていたらなんの前触れもなく右足首を手前に引く方向に力が入らなくなってしまった。

 

ストレッチパワーがそこに溜まってきた結果だろう。

 

車の運転で例えると、アクセルを踏む方向には問題なく力が入るが、抜く方向には全く入らないといったところ。これではコリンマクレーだ。

 

ピキっ!みたいな痛みも走らず突然力が入らなくなったのがむしろ恐ろしい。しかしこれもよくよく思い出してみると、小学生の頃に同じような事があったので親に言ってみたところしっかり覚えていてさすがだなと思った。

 

痛みが無かったのでしばらく放っておいた。

 

1週間ほどで車の運転は出来るくらいになったが、MAXパワーは入らないので2週間くらい経った後に整形外科に行った。

 

ストレートネックですねー

 

違う、そうじゃない。溜息が首筋にしびれた夜の街角、じゃない。まあそっちはそっちで肩凝りとか酷いんでついでによろしくお願いした。

 

どうやら足の動きの悪さは腰からきている可能性があるとのことだった。椎間板の隙間が狭いんだと。この歳でねぇ。

 

仕方が無いので今現在リハビリに通っている。腰の牽引と肩周りのマッサージ。どちらかというと肩周りのマッサージが有難い。下手に整体に行くよりも日本の医療保険制度のおかげで3割負担で済むため安い。税金で僕の肩は揉みほぐされているのだッ!

 

今回の教訓は、適度な運動は必要だが急に動いてはいけない。車も人間も動態保存がベストなわけで。